"パスを通す"とは
パスとは道のことで、この先に参照したいコマンド実行ファイルがあります。このコマンド実行ファイルに道を通す作業のことをパスを通すと言います。
例えば、
linuxコマンドの ls は、/bin/ls と打っても同じです。本当は/bin/lsと打たなければならないところをパスが通っているのでlsといきなり打っても大丈夫なのです。
それでは、どのようにパスを通すのか
環境変数の$PATHに、参照したいファイルへの道筋を登録するとパスを通すことができます。
自分の場合どういう時にパスを通す作業が必要になったか
・anacondaを ダウンロードして、ターミナルに”jupyter-notebook”と打つだけでjupyter-notebookを起動したい時
・AWSのキーを保存しておきたい時
要するに一言でいうと...
環境変数($PATH)の記述を変えて、コマンド検索パス(シェルがコマンド実行ファイルを探しにいく道筋)を追加すること
詳しく内容は以下のページに丁寧に書かれてます。
その他メモ
環境変数一覧表示:printenv
コマンド検索パスの表示:echo $PATH
環境変数が保存してあるファイル:~/.bash_profile
ターミナルでコマンド検索パスを追加するには、$ echo 'export PATH= "Users/local/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
(echoは文字列を表示する時に使うlinuxコマンド。既存のコマンド検索パス$PATHの前にUsers/local/binを追加。登録したパスの区切りは : コロンで表す)